【第4節 | 試合後会見】ペジェグリーニ監督（レアル・マドリー vs ベティス）
エンバペのドブレーテ
質問: キリアン・エンバペがついにこのリーグに参加しました。
ベルナベウで試合をすることを意図していたように、レアル・マドリーという素晴らしいチームと彼らのスタジアムで、そして彼らのサポーターの前で試合をすることができたのは良かったと思う。彼らが厳しい状況にある中で、同等の立場でプレーしようとした。試合の大部分でそれを達成できたと思う。私たちも先制点を奪うチャンスがあった。その後、エンバペのゴールが生まれ、試合が少し彼らの方向に傾いた。そして、ヴィニシウスに対するペナルティの際にVARが介入したが、その時点で彼はボールを失っていた。彼はゴールキーパーに突っ込んでいった。審判はVARのチェックが必要と判断した。その結果、試合はレアル・マドリーに有利になった。しかし、チームが行ったことには満足しているし、これからも改善を続けなければならない。
2点目のPKについて
質問: あなたがマドリーの2点目のゴールについてコメントされたように、それはかなり疑わしいプレーでした、控えめに言ってもね。最初のゴールまではチームは試合にしっかりと入っていました。しかし、2点目のゴールで全てが変わりました。あのペナルティは少なくとも奇妙なプレーでした、そう言ってもいいでしょうか？
もちろんそうだ。1対0の状況で、まだ同点に追いつくために15～20分が残っていた。そのプレーがあり、VARが介入した。それが介入する可能性があった。そして覚えているのは、昨年私たちに対するサンフォードでのペナルティでも同じ審判がVARで、彼はその時はペナルティではないと判断したことだ。今回はレアル・マドリーにとってはペナルティだと判断した。そして試合は彼らにとって確定した。あとが難しくなったが、試合開始から厳しいスタジアムで素晴らしい相手と試合をしに来たわけだから、彼らが勝利を収めたんだ。これ以上考える必要はない。
審判について、ベティスの攻撃姿勢について
質問: すべての人が見た通り、ペナルティではない状況で選手を退場させ、ペナルティを与える勇気が審判に欠けていると思いますか？そして、ベティスのプレーについてですが、特定の場面で多くの選手がボールの後ろにいて、最後の局面での攻撃力が少し欠けていたと思いますか？チームがフィニッシュまで持ち込む際に、もう少し積極的な姿勢や攻撃力が足りなかったのではないですか？
1つ目の質問についてはすでにお答えしました。審判やVARに関してこれ以上言及するつもりはありません。それは別の問題です。2つ目の質問については、強力なディフェンダーを持つ難しい相手に対して、いくつかのチャンスを作り出そうと常に努めました。足りなかったのは勇気ではなく、試合開始から積極的に勝利を目指す大胆さです。
ハーフタイムまでは想定通り？
質問: マドリーでの日常でどのようなプレッシャーがあるのか、ベルナベウでの試合がどのようなものかを、私たちは皆知っています。今年の最初の3試合がどのように進んでいたかを知っていて、0-0でハーフタイムを迎えるというのは、あなたたちにとって理想的なシナリオだったのではないでしょうか。マドリーが早く得点できなかった場合、観客が緊張し混乱する可能性があることを考慮して、そのような状況を想定して週を計画しましたか？
マドリーはシーズンの始まりだからこそ、まだ調子をつかみ始めたばかりだ。私が週の間に目指していたのは、ベルナベウで自分たちがやりたいことをプレーすることだった。試合の大部分でそれができたと思うが、もっと上手くフィニッシュまで持ち込めたシーンもあったが、それを達成できなかった。もし1-0でリードしていたら、もしかしたら何かが変わっていたかもしれないが、ゴールを決めることができなかった。そして、それが勝負の決め手だった。
現在の順位について
質問: 今日のベティスはサンティアゴ・ベルナベウという大舞台で非常に良いパフォーマンスを見せました。先日のジローナ戦でも良い試合をしましたが、チームはまだ2ポイントしか取れていませんし、試合が1つ延期されています。この状況で、ポイントが不足していることや、延期された試合があり、順位表で下位にいることが心配ですか？このことが不安を引き起こす可能性についてどう思いますか？
その延期された試合が重要だ。4試合のうち1試合がないということは、ポイントを獲得する能力が25％減ることを意味する。だからその試合をプレーした後に、私たちがどの位置にいるかを見てみよう。私は順位表の上位半分に入るだろうと考えているので、今の段階では順位について心配していない。これまでの3試合で見せたパフォーマンスには満足しているし、改善が必要だという認識も持っている。
ヴィトール・ロケの評価
質問: 今日はヴィトール・ロケに出場機会を与えました。ベティスでの初出場でしたが、その時間についてどのように評価していますか？
ヴィトールはまだ私たちのチームに加わったばかりだから、少しでも出場するのは良いことだと思った。彼の特長やスペースに入る動きはすでに分かっているし、非常に有用な選手になるだろう。まだチームの戦術に適応する必要があるが、彼がブラジル代表に行くとはいえ、これから彼と一緒にさらに取り組む時間がある。
PK判定の話
質問: 先ほどプレーについて評価しないとおっしゃいましたが、1つ明確な質問をさせてください。仮定の話ですが、もしヴィニシウスではなくベティスの選手が同じ状況にいた場合、判定は異なっていたと思いますか？
それは仮定の話であり、推測に過ぎない。だから今はあなたたちがそのプレーを分析する役割だ。私はすでに試合についての見解を述べた。
マドリー対策
質問: 監督として試合の準備をする際、ヴィニシウスやエンバペのようなマドリーの前線の選手に特別な注意を払っていますか？それともマドリー全体を一つのユニットとして見るようにしていますか？
いや、もちろん対戦するチームごとに、まずはチーム全体を分析してから、選手個々の特性に応じて、その個人の部分に焦点を当てる。特にチームの機能面について考える。マドリーがエンバペとヴィニシウスを使って左サイドを狙い、スペースにボールを送ることを常に目指しているのは知っている。試合中、その点をかなりうまくコントロールできたと思う。しかし、同時に我々は、週ごとの試合内容をすべて変えるわけではなく、それが進歩にはつながらないため、私たちの試合を貫くように心がけている。
